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【法隆寺】奈良旅行 - 18 -

まだ終わっていなかったの?と言われてしまいそうですが、
3月23日〜25日までの奈良旅行、
最終日の最後に訪れたのは法隆寺です。


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ボランティアガイドの事前申し込みができるので、
前もって申し込むのがベストですが、
私達は達磨寺に寄ってからの観光でしたので、
何時に到着できるかわからなかった為(ガイドも最低2時間は必要だそうなので…)、
時間と空きがあれば、当日に観光案内所(法隆寺iセンター)で申し込む事に。
9時に到着したので、空きがあるかお尋ねしたところ、
20分程したら、ボランティアの人が来るかも…という事でしたので、
案内所内で流れている、ビデオ映像を観ながら待つ事に。。
20分を過ぎても、誰も現れる様子がなかったので、
ボランティアの案内は諦めて、自分達だけで廻るしかないかな…と思っていたら、
受付をされていた年配の女性が、ボランティア案内の経験があるので、案内してくれるとの事。
ありがたや…ありがたや…。。一緒に参道を歩きます。


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南大門に到着です。

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参道の方を振り返ると、魚の形をした石が見えます。
実は、法隆寺には七不思議がありまして、
こちらの魚の形をした「鯛石」もその一つだでそうです。
大雨が降っても、石よりも境内には水が入ってこないと言われており、
法隆寺を守っている石とも言われているそうです。
このような、ちょっとしたお話から、建設方法や歴史の事など、
色々とお話が聞けるので、すごく面白いですし、わかりやすいです。

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さて、境内に入りましょう。

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こちらは国宝に指定されている中門。

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左右に位置する金剛力士像。
向かって右側が「阿形(あぎょう)」

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左が「吽形(うんぎょう)」

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どちらも迫力があります。
多くの寺院で見ることができる仁王像は、一本の木を彫り抜いて造られていますが、
法隆寺の仁王像は木ではなく、粘土を塗り固めて造られているそうです。
吽形の胴体だけは鎌倉時代に修繕されて木造になっているそうです。
国内に現存する仁王像の中では、最古のものになるそうです。


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中門をぐるりと回って中に入ると、
仁王像の後ろ姿が見る事ができます。

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足の甲に浮き出た血管まで詳細に造られています。

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現存する木造の五重塔としては世界最古の五重塔。
初層から上層階に行くにしがって、小さくなっています。
この比率も計算尽くされているそうで、
自然災害(地震や強風)の振動にも耐えらえる造りとなっているそうです。
東京スカイツリーなどは、法隆寺を基とした重塔の建築方法が採用されているとか。。


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五重塔には涅槃像が安置されていて、
初層には「塔本四面具」と呼ばれる塑像群があります。
東西南北面それぞれに、仏教における説話をテーマにした塑像が安置されているのです。
塑像の数は80点ほどで、国宝にも指定されているそうです。
ボランティアの人が、一つずつ丁寧に説明して下さるので、
とても良かったです。

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ここにも七不思議のひとつが。。
屋根の上についている相輪に鎌が4本飾られているのです。
聖徳太子が怨霊封じの為に付けたと言われたり、
鎌の見え方で、その年の米が豊作か凶作かを占ったなど、様々な言い伝えがあるそうです。

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金堂は現存する世界最古の木造建築です。


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今ではよく耳にする「まんじ」
欄干が卍崩しになってますよ!と教えてくれました。
飛鳥様式の建物は法隆寺、法起寺、法輪寺にしか現存しないので、
特徴的な部分(雲斗や雲肘木など)が色々とあるのですが、
いずれも説明してもらわないとわかりづらいので、
ボランティアの人に教えてもらうのが一番だと思いました!

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回廊は、平安時代と飛鳥時代に作られたものでは、梁の曲がり具合とかが違うようです。
こちらは少し弓なり。

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こちらは真っ直ぐですね。

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外観しか撮影できなかったのでサラっと観て廻ったように見えますが、
説明を聞きながら、それはそれはじっくりと観て廻ることが出来たのです。
国宝の宝庫である「大宝蔵院」でも、仏像や工芸品の説明をじっくり聞くことができました。
ボランティアの人は説明の時にペンライトで照らす事が許されているようで、
ライトがないと見えにくい模様なども、きちんと見る事ができました。


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今まで、ボランティアの方の案内を受けた事がなかったのですが、
こんなにしっかり案内してもらえるとは…
これからは、神社などのボランティア案内があれば、
どんどん利用させてもらおうかと思います。



by uro-uroko | 2019-05-02 16:28 |  *奈良旅行2019 | Comments(0)